材料が揃ったので、数日前から教室にこもって卒業制作の作品を作り始めました。
夜は私一人だったりするので自分のアトリエが持てたような気分になれて幸せです。
トンカン作るのが一番好きで、今までの課題でもいろんな作業を経験しましたが、
グループ課題が多かったために教室にこもって自分の作品を一人で好きなように
制作することはほとんどありませんでした。
卒業制作は個人の作品なので、案出しから制作、設置まで全て自分の判断です。
私は大学に入ってからこういう風に課題に取り組む事にずっと憧れていました。
高校生の段階で夢のためにどこへ行くべきなのかしっかり考え、決めて進んだ
学科なので、今の環境に来たことに後悔は全くありません。でも集団での課題や
いろんな経験をしていくうちに、自分が本当はどういう姿勢で作りたいのかという事
に少しずつ気づき始め、将来の夢も変わっていきました。
グループ制作の環境にいたために、反発心のようなものから「一人で自分の作品を
作りたい」と思うようになったのかもしれませんが、今はそれをやってみたい一心です。
大学最後の作品は、木彫をできる限りやりたいとずっと思っていたので、
木だけを使って作ることにしました。
のみを叩いて木を削るのも今回が初めてで、間違いだらけの作り方かも知れませんが…
探り探りやっています。2年前から憧れはじめた木彫が、完成の頃に少しは上達して
いればいいなぁと思っています。
am 12:06