前回の日記に卒業制作に使う木のことで彫刻学科を訪ねたと書いたのですが、無事、
今週末に木を手に入れることができそうです。
木曜、彫刻研究室に行くのはやはり緊張しましたが、三沢先生は彫刻の学生や先生自身もいつも
購入している木材屋さんに問い合わせ、やりとりをして、私に値段や送料のことなど親切に教えて
下さいました。無事に見つかるか、とんでもない値段にならないかとドキドキでしたが、値段も
大きさもちょうど良い木があったのでほっとしています。
今までは、3年のときに先輩の友達から余った木を売ってもらい、そのかたまりから少しずつ彫ったり、学校のゴミ置き場から破片を拾って彫ったりしていたので、順を踏んで木材屋さんから買ったことがなく、どうすれば欲しい木が買えるのか数日前までわからないでいました。
欲しい木と言ってもたぶん木彫の人からすると簡単に手に入る小さなサイズだろうと思いますが、
小さなものしか彫ったことがない私には初めての大きさで、それを無事手に入れることができるか
どうかはちょっとした不安要素でした。数日前の自分に「大丈夫だから安心しなさい」と言いたく
なりました。
私の頭のなかは卒業制作と春からの自分の進路の悩みでいっぱいになっていますが、こういう目先
の心配事をクリアして少しほっとできたように、数年後の自分が今の自分に同じように
「なんとか大丈夫だ」と言えたらいいのになと思っています。
くすのきが届いたら、大事にしながら一生懸命作りたいと思います。
pm12:04