卒業制作に使う木のことを彫刻学科の研究室に質問したくて学校へ行ってきたら、
びっくりすることが起こりました。
私は助手さんに聞くつもりで行ったのですが、「ちょうど木彫の先生が来られてるから」と
研究室に入れて頂いたところ、その先生がアニマルズで有名な彫刻家の三沢厚彦さんだったのです。
ムサビ彫刻科の客員教授であることは知っていましたが、少し前に録画しておいたNHKの
トップランナーを見たばかりだったこと、数年前にも他の番組で見ていたこと、広島で個展を
見に出かけたこともあったことなど、直接話せるような存在ではないプロの世界の人が
目の前に現れたのでかなり驚いてびびってしまいました。
突然来た他学科の学生にも関わらず親切に対応して下さり、私が準備不足だったのでまた
木曜日に聞いて頂くことになったのですが、テレビで見たときと同じような印象の、
素敵な雰囲気の先生でした。
ドアが開く直前までそんなことは全く想像していなかったのに、数秒で思いもよらない驚きが
起きたことが嬉しくてそわそわしています。
客員教授なので今日のことは特別珍しいことではないのだと思いますが、研究室にその時いらっしゃった先生は三沢さんだけで、運というのかタイミングというのか…
そういうものを強く感じる幸運な日でした。
他学科の研究室に行くだけでも結構緊張するのですが、木曜日、先生を前に何かとちったり
しないか心配です。
pm 4:33